家を売りに出したのに、問い合わせが来ない。担当者から値下げを勧められても、どれくらい下げればよいのか分からない。こういうときは、価格を変える前に、どの段階で反応が止まっているかを確かめます。
広告を見てもらえていないのか、問い合わせはあるのに内覧につながらないのか、内覧後に選ばれないのか。それぞれ、確認することが違います。
掲載されている内容を、売主も一度見る
まず、不動産会社のサイトや掲載先で自分の物件の情報を見ます。価格、面積、間取り、写真、場所の説明、引渡し条件に間違いや古い情報がないかを確認してください。
写真が少ない、室内の様子が分からない、駐車場や進入路の説明がないなど、買主が検討しにくい点があれば改善を相談します。ただし、欠点を隠すための写真加工や事実と違う説明は避けます。
問い合わせ・内覧・申込みを分けて報告してもらう
- 問い合わせは何件で、どんな質問があったか
- 内覧を希望した人は何組で、実際に見に来たのは何組か
- 内覧後に見送った理由は分かっているか
- 価格や引渡し時期について具体的な交渉があったか
「反響はあります」だけでは、次の判断材料が足りません。件数を数える期間もそろえてもらいます。集計方法が異なる閲覧数と問い合わせ数を、そのまま比較しないようにしてください。
レインズの登録と取引状況も確認できる
レインズは、不動産会社間で物件情報を共有する仕組みです。登録証明書が交付されている場合は、売主専用画面への案内を確認してみてください。国土交通省は、売主が自分の物件の取引状況を確認するための案内を公開しています。
2025年1月から取引状況の登録が義務化され、登録証明書には売主専用画面へのアクセスに使う二次元コードも掲載されるようになりました。表示内容に疑問がある場合は、不動産会社に説明を求めます。
媒介契約の種類によって、登録や業務報告の扱いは異なります。まず自分の契約と、受け取った書類を見て確認しましょう。
値下げの理由は、競合と買主の反応で説明してもらう
値下げが必要な場合もあります。ただ、「長く売れないから」だけで決めず、比較されている物件、最近の反応、購入希望者が気にしている条件を確認します。
たとえば、引渡しまでの期間が長いことが原因なら、価格変更とあわせて日程も検討します。修繕への不安が原因なら、状態や履歴を説明する資料を増やす方法もあります。費用をかけた改善が必ず価格に戻るわけではないので、対策ごとの負担も並べてください。
見直し日を決め、掲載内容の改善、内覧対応、価格変更のどれを行ったかを記録します。西尾市の家の売却が止まっている方は、媒介契約書、販売資料、直近の報告をそろえて、現在の条件を点検してみてください。
参考資料
制度・窓口情報は2026年10月6日時点で確認しています。個別の手続きは担当窓口や専門家にご確認ください。



