次の住まいが決まっていないから、今の家を売りに出せない。そう考えている方もいるかもしれません。住みながら買主を探す方法もありますが、内覧への対応と、引渡しまでに転居できる条件を考えておく必要があります。
先に引っ越すか、売却の見通しを立ててから動くか。どちらでも、家の代金の受取りと転居費用の支払い時期を並べて確認することが大切です。
売り出す前に、内覧できる日時を決める
休日なら対応できるのか、平日は何時以降ならよいのか、何日前までの連絡が必要か。不動産会社に具体的な条件を伝えます。家族の生活もあるため、いつでも対応できると無理に約束する必要はありません。
見せられない部屋があるなら、その理由と、いつなら確認できるかを相談します。購入を検討する人が間取りや状態を確かめられるよう、対応可能な方法を考えておきます。
大きな工事より、見せ方と説明の準備から始める
内覧では、床や窓、収納の位置が見えるように整理します。無理に家財を全部処分するのではなく、貴重品と個人情報を片付け、生活の動線を確保するところから始めます。
日常使っているからこそ分かる故障、雨漏り、設備の不調、過去の修繕は記録しておきましょう。見えないようにするより、状況と直した履歴を説明できるようにするほうが、条件を話し合いやすくなります。
残す設備と、持ち出す家財を一覧にする
照明やエアコン、カーテンなどをどう扱うかは、売買条件の確認が必要です。買主が付いていると思っていた設備を売主が持ち出すと、行き違いが起こります。
付帯設備表などに、何を残し、何を撤去するか、動作状況はどうかを記録します。契約後に買い替えたり処分したりする場合も、先に不動産会社へ連絡し、合意した内容との関係を確認してください。
引渡し日から逆算して、転居できるかを確認する
売買契約では、代金の支払いと引渡しの条件を決めます。国土交通省の取引案内でも、条件交渉、契約、残代金の受取り、登記、引渡しという段階が示されています。契約と同時に全額を受け取れるとは限りません。
次の住まいの契約金、引っ越し費用、仮住まいの費用が先に必要になる場合もあります。引渡し日までに退去できるか、住み替えが遅れた場合はどうするかを、契約前に考えておきましょう。
「売れたら考える」だけでは、買主との日程の調整が難しくなります。西尾市で住みながら家を売る方は、希望時期、内覧に対応できる曜日、転居先の見通しを一緒に伝えてください。
参考資料
制度・窓口情報は2026年10月7日時点で確認しています。個別の手続きは担当窓口や専門家にご確認ください。



